こんにちは! リウイルトラストです。
今回は大好評「プロが教える住宅の知識AtoZ お金のこと編」の第2弾です!
みなさまは、中古住宅の購入には、消費税が掛かると思いますか? それとも掛からないと思いますか?
何かを買ったら消費税を払うのは当たり前。だから、家を買う時も当然消費税は掛かる、そう思っている方は意外に多いのですが、実は中古住宅購入には消費税は掛かりません。
今回の記事では、土地や住宅購入時に掛かる消費税について、詳しくご紹介しますね。
■新築は消費税の課税対象、中古は非課税、その理由は?
新築の家の場合、その家の売主は営利目的の事業者であることがほとんどです。
事業者が事業として提供するサービスは消費税の課税対象となりますから、事業者が売主である新築物件購入には消費税が掛かります。
一方、中古住宅の場合、売主は個人です。個人が所有する建物の売却には、事業としてのサービスは存在しません。よって、中古住宅には消費税が掛からないのです。
■土地は減らない、消費しない、ゆえに消費税も掛からない
消費税が掛からないのは中古住宅だけではありません。土地も同じです。
建物は使用することで消費していくので、売主が事業者の場合は消費税が掛かります。しかし、土地は年数が経っても減りません。消費しないので、消費税も掛からないというわけです。
■消費税が掛かる中古住宅もあるが、実質は…
実は、中古住宅でも消費税が掛かる場合があります。
それは、売主が個人ではなく、営利目的の事業者の場合。中古住宅を不動産屋が買い取って、それを販売する場合などがこれに当たります。
しかし、その場合も販売価格は税込みで表示されている事がほとんどです。したがって、お客さまの立場から見れば、表示されている販売価格とは別途で消費税が掛かることはありません。
■仲介手数料には消費税がかかります
不動産屋が行う仲介業務は、消費税の課税対象となっています。事業の対価ですから、当然そうなのですが、意外と「え! 仲介手数料に消費税が掛かるの!?」と驚かれることも多いんですよね(苦笑)
住宅に関するお金の知識、第2弾、いかがでしたか?
これからも、家探しのお役立ち情報を随時発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します!