ブランド品や自動車を売るときの選択肢として、「買取」という言葉にはなじみがある方もいるのではないでしょうか。

ですが、不動産売却においてはあまり一般的な方法ではありません。

今回は不動産買取の特徴と、不動産仲介の違いについて紹介いたします。

不動産仲介の特徴

不動産を売却するときにまず多くの方がイメージされるのがこちらの「不動産仲介」です。

売却不動産の売却を不動産会社に依頼し売却活動を行う方法です。

以前の記事でもお伝えしましたが、大きな流れをお伝えするとまずは物件の査定を不動産会社に依頼し、契約を結び、買主が決まれば契約成立という流れで進みます。

エリアや価格などによっては仲介で販売して早期売却できることもあれば、なかなか買い手が決まらず何年も売却までに期間がかかるケースまで様々です。

不動産買取の特徴

不動産の買取とは、不動産買取業をおこなう不動産会社が、あなたの物件を直接買い取る方法です。

 

市場に向けた販売活動は行われず、売主と買取業者の間で交渉が成立すればすぐに買い取ってくれるというもの。

見積もりをしてから早ければ1週間ほどで売却が完了するので、早く現金化できるというメリットがあります。

 

買取業者は個人から不動産を買い取った後、費用をかけてリフォームやリノベーションを行いその分の金額を上乗せして再度売りに出します。

すべての不動産会社で買取を行っているわけではないため、査定の時点で不動産会社に確認しておくとよいでしょう。

不動産買取のメリット

仲介と比べて異なる点が多い買取では、様々なメリットも存在します。

 

1.売れるまでの期間が短い

2.近所の人に知られず売却できる

3売り出し中に内見などの対応が必要ない

4.仲介手数料が発生しない

 

不動産買取のデメリット

買取を選んだ場合の唯一のデメリットは、一般的な相場に比べて売却価格が安くなることです。

買取業者は相場価格で売り出すために、買取価格は相場よりも低く提示する傾向にあります。

市場価格の相場で買い取ってしまうと、買取後のリノベーション費用やハウスクリーニングなどに費用が発生するため、業者自体の利益が出なくなってしまうのです。

 

そのため一般的には、相場の60％～70％の価格になることが多いと言われています。

かなり安くなってしまうため、「価格は問わないから、とにかく早く売りたい」という方に向いている手段です。

さいごに

買取は売却手続期間が短く、契約不適合責任を免責にすることもできるので、「すぐに現金化したい」という方や築古物件の売却であれば、買取を選択されるのも一つの方法です。

 

また、一度仲介で売却活動をおこない相当期間売却が進まなければ買取に切り替えるという選択もあります。

 

一度不動産会社に相談し、担当の営業と打ち合わせをしてみると良いでしょう。

こんにちは！　株式会社リウイルトラスト営業部部長、金元です。

 

すでに何度か弊社SNS上に登場しているので、若干の「いまさら感」は否めないのですが、今回は私の自己紹介をさせて頂きたいと思います。

■私のモットーは「営業力は人間力」です

 

私にとって「営業力がある」ということは、上辺の営業トークや営業テクニックをたくさん使える、ということではありません。
人として、お客様から信頼していただける人間力を持っていること、それが私の考える本当の意味での営業力です。

 

では、人間力とはなにか？　

 

それは、お客様のことを第一に考えて行動できること、正直であること、誠実であることです。

 

不思議なもので、ポーズではなく、本心からお客様を思って仕事をしていれば、自ずと行動にもそれが現れますし、お客様にも伝わります。

 

たとえば、お客様のことを本当に思っている営業は、良いことばかりを並べ立てるような安易な営業をしません。
物件に関するマイナスな情報やデメリットにも正直に言及します。

 

また、物件についてご説明しているとき以外にも、ご挨拶させて頂くとき、お見送りしているときなど、ふとした瞬間の仕草で、お客様に対してキチンと礼節を持って接しようとしている姿勢が伝わったりします。

 

人間の本心や本性は、良くも悪くも隠し切れないものなんですね。
だからこそ、小手先の技術ではなく、人間力を培うことが大切です。

 

今では立場上、自ら接客する機会はかなり減ってしまいましたが、部下達にも、やはりお客様に対して正直であれ、誠実であれ、と指導しています。

 

と、偉そうなことを言っていますが、私も昔は、物件情報を間違えてお客様に伝えてしまい、強いお叱りを受けたことなどもありました（苦笑）。

 

最初から完璧な人なんていません。日々精進です。

 

そんな私ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

不動産を売却するときの方法は大きく分けて「仲介」「不動産買取」があります。

どのようなケースで仲介か買取を判断するのでしょうか？

不動産買取はあまり一般的な売却手段ではないため、

 

「仲介とはどう違うの？」

「不動産会社に安く買いたたかれないか不安」

 

など心配している方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、仲介よりも買取の方がおすすめといえる3つのケースを紹介いたします。

 

築年数が古い物件、もしくは旧耐震基準のマンション

一般的に、築年数が古くなれば古くなるほど市場の価値は下がると言われています。

古くなると買い手がつきにくく、リフォームやリノベーションをして売りに出す人もいますが、買取であればそのままの現状で売却することが可能です。

 

仲介のリスクとして、築30年を超える中古マンションは、外装に目立った傷がなくても、目に見えない水道管などが老朽化していたりと売却後に高額な修繕費がかかる可能性があります。

万が一仲介で売却できたとしても、後から大きな欠陥が見つかった場合（※2020年4月の民法改正により「契約不適合責任」に変更）により売主が修繕費を負担しなくてはなりません。

こういったリスクを回避するためにも、築古の中古マンションは買取がおすすめです。

内部の状態が悪くリフォームが必要な物件

室内の状態が悪い物件の場合も買取が向いています。

 

壁や床など内装の状態が悪いと、内覧時にマイナスイメージがつきやすく、仲介での売却は不利になってしまいます。

一方、買取であれば不動産会社がリフォームやリノベーションをすることが多いため、内装の状態が悪くても問題なく買い取ってもらえる傾向にあります。

 

弊社では、建築部門を設けておりお客様からのリフォーム・リノベーションのご要望にワンストップでお答えすることが可能となっております。

事故やトラブルがあった物件

不動産会社によっては買取を行っていないケースもありますが、事件・事故などトラブルがあった物件についても、仲介では売れにくいため買取の方がおすすめです。

 

たとえば隣の部屋で自殺があった物件などは、なかなか売り手がつかないというのは想像しやすいのではないでしょうか。

購入者にとって不利益になる情報だとしても、売主には「告知義務」があるため、正直に伝えなければなりません。

 

仮に仲介で個人を相手に売却が成立したとしても、売却後にトラブルにつながることもあります。

事件や事故のあった物件の場合、不動産会社に買い取ってもらう方が安心といえるでしょう。

 

さいごに

売却活動をするにあたっては、どのうような売り方が自分には合っているのか？
また、どのように進めていけばいいのか？など疑問に思うことも多いです。

悩む前にまずはお気軽にご相談ください。

あなたに合った最適なプランを提案させていただきます。

 

 

 

こんにちは！　株式会社リウイルトラストです。

 

不動産屋には、日々、いろんなお客様がお見えになります。

そんな中でよく耳にするのが

「私、ちょっと普通の人と条件などが違うんですけど、それでも家、買えますか？」

というお客様の言葉。

「車のローンがあって、新築の住宅ローンが通らなかったんですが…」

「まだ入社3ヶ月なんですが…」

「60歳を超えてるんですが…」

 

「それでも、家、買えますか？」

 

特殊な事情を抱えたお客様にとって、お店に出向いて、こうした事情を初対面の不動産屋にお話いただくのは、ハードルが高いことなのかもしれません。

 

しかし実際は、ローンがあっても入社してからの日が浅くても、高齢であっても、弊社で家をお買い上げ頂いたお客様はたくさんいらっしゃいます。

 

ご本人が「自分はちょっと変わっているかも」と思っておられても、不動産屋から見ればよくあるお悩み、むしろ慣れたケースだったりすることも実は珍しくはありません。

 

不動産屋というのは、「変わったこと」に慣れているのです。

 

ですから、どうぞ安心して、どんなことでもまずはお気軽にご相談ください。
誠心誠意、対応させていただきます。

資産処分や相続などでいざ不動産売却を検討した際に

「何から手を付ければいいの？」

「いくらで売れるの？」

など様々な疑問が出てくるものです。

 

不動産を売る際には「不動産会社選び」や「契約手続き」「確定申告」などやるべきことがたくさんあります。

初めての方にとっては、難しそうに見えて敬遠したくなるかと思いますが、初めての方でも分かりやすいように売り出し前の大切なポイントについてご紹介していきます。

売り出し前

1）売り出し前の「整理」

売却金額や売却の期限などの落としどころ（どこまでなら譲れるか）を整理します。

売り出し前に落としどころを決めておくことで売却活動を始めた際にスムーズに進んできます。

ある程度決めておかないといざ売却を始めて買主が見つかったが価格や売却時期が折り合わず結果的に売却まで時間が掛かってしまうということもあり得ます。

2）一括査定

不動産会社に、不動産の相場観を試算してもらいます。

「3～6か月で売るならいくらで売れるか」という資産が一般的です。

一括査定をする前にある程度、売却不動産のエリアの相場観を知っておくことも大切です。

不動産業者によっては、相場よりも高い金額を提示してくるケースもあります。

やはり、査定金額が高い不動産会社を選びたいという気持ちがあるでしょう。

しかし、相場よりも高い金額で売却活動を行なうと売却が上手いこといかずに結果的に相場よりも安い価格で販売するなんてことになるかもしれません。

3）売り出し価格決定

目標の売却額・売却期限と査定結果をもとに、いくらで売り始めるかをご自身で決めて頂きます。

最終的に売却額を決めるのは売主になりますが、ここでも相場よりも離れた金額で売りに出してしまうと買主が見つからないケースがあるので慎重に決めましょう。

4）不動産会社との媒介契約

どの不動産会社に売却を任せるかを決め、媒介契約を結びます。

売り出し中

5）売却活動

売却活動は不動産会社によって方法は変わってきます。

ポータルサイトに掲載をしたり、近隣へのチラシ配布、不動産会社へ物件を探しに来た方へのご紹介などが一般的です。

 

6）売買契約

買主・売主双方が承諾した場合には「売買契約」を結びます。

売り出し後

7）決済

8）引き渡し

さいごに

売り出す前で重要なのは「不動産会社選び」です。

ここで失敗してしまうと、あとで「なかなか不動産が売れない・・・」「売却価格が安すぎる」ということになってしまいます。

 

また、いい不動産会社を見つけることは思った以上に大変です。

検索して、電話をかけて、査定依頼をして・・・と時間と手間がかかり、売却の計画を立てる時間がなくなり、気持ちや落としどころを整理できないまま売却を進めることになってしまいます。

手早く優良な不動産会社を見つけるためには、利用した不動産一括査定サービスの中で、相談に乗ってくれそうな営業担当に相談してみる、等で「自分だったらどうなるのか？」という計画をたてて始めるのをお勧めします。