「プロが教える住宅の知識 A toZ ~間取りに関する用語編~」

こんにちは! リウイルトラストです。

 

物件情報を見ていると、間取り図に時々意味がよく分からない用語が出てくる事はありませんか?

 

今回は、知っていそうで知らない間取りに関する用語についてご紹介します。

 

間取り図の「S」、サービスルームってなに?

 

物件の間取り図に時々登場する「S」という表記は、サービスルームを表す表示です。

 

ただ、ひとくちにサービスルームと言っても、広さはそれぞれ。きちんとした居室並みの広さがあるサービスルームもあれば、本当に収納程度の広さしかないサービスルームもあります。

 

 

では、通常の居室とサービスルームは一体何が違うのでしょうか?

それはズバリ、採光面積の違いです。

 

建築基準法により、居室と認められる部屋は、窓の最低面積が床面積の7分の1以上なければならないと定められてます。

 

つまり、たとえ広さが10畳あっても、窓の面積が基準に満たない部屋は居室と表示することができないのです。

 

例えば、3つの居室とリビング、ダイニング、キッチンがある家なら3LDKと表示されますが、もし3つの部屋の内のひとつが建築基準法の定める採光基準を満たしていなければ、たとえ部屋数は3つあっても、2SLDK、または2LDK+Sと表記されることになります。

 

ただし、前述の通り、サービスルームも広さはそれぞれです。フリールームや納戸と表記される事もありますが意味は同じと考えて大丈夫です。

 

サービスルームを居室として使う想定をされている場合は、それが本当に居室として使用できる部屋かどうかを、必ずご自分の目で確かめるようにしてくださいね。

 

「PS」「MB」ってなに?

「MB」はメーターボックス、「PS」はパイプスペースです。
どちらも基本的に共用部分であり、個人が使用するスペースではない場合がほとんどです。

 

ときどきMBを臨時ゴミ置き場にする方がいらっしゃるようですが、あれも基本的にはNGですので、ご注意を(笑)

「南大阪には子育てにピッタリの町がたくさん!~堺市編~」

こんにちは! リウイルトラストです。

 

家を買うにあたって「子育てのしやすさ」というのは、とても重要なポイントのひとつですよね。弊社が多数の物件を取り扱う南大阪エリアには、まさに子育て中のファミリー層にピッタリの地域がたくさんあります。

 

そこで今回は、弊社でも多数の物件を取り扱っている堺市の子育てサポート体制について、ご紹介していきます。

※情報は2019年3月現在のものです

 

堺市が提供する子育て応援アプリ

堺市では、楽しく安心して子育てを行うための情報を発信してくれる「さかい子育て応援アプリ」が配信されています。このアプリでは、以下のようなことができます。

 

 

《その1》
登録した生年月日などの情報に応じて、健診や各種予防接種の時期をお知らせしてくれる

 

《その2》
子育て世帯向けの手当に関する情報、こども医療費助成に関する情報、各種相談窓口の情報、保育所等の一覧などを簡単に検索可能。

 

《その3》
認定こども園や保育所、幼稚園、学校等、公共施設の所在地や経路、道順を簡単に調べることができる。

 

《その4》
堺市が実施する子育て関連のイベント情報一覧を見られる。

 

《その5》
わが子の体重・身長・写真・コメント・受けた予防接種などが記録できる。グラフ管理も可能で、日々の成長日記をスマホで楽しめる。

 

《その6》
市内5箇所にある病児保育施設の空き状況が確認できる。

 

《その他》
時期によってはスタンプラリーなどのイベントが楽しめる。

 

インターネットが発達した現代社会では、あらゆる情報を探すのが簡単になっています。しかし、それは自分が積極的に情報を収集した場合の話。多忙な子育ての最中に、必要な情報を何一つ漏らすことなく収集し続けるのは簡単なことではないでしょう。

 

子育てに必要な情報収集や記録を、一元で管理できるこうしたアプリは便利ですね。

 

その他、堺市の子育て支援サービス

堺市では子育て応援アプリ配信の他にも、子供と保護者が気軽に集い、交流できるキッズサポートセンターやボランティアの子育てアドバイザー、病時保育といった支援があります。孤独に陥りがちな子育て世代にとっては、ありがたいサポートです。

 

堺市の待機児童の状況は?

堺市では、2017年に31人だった待機児童数が2018年には61人と倍増しています。これは全国的に見て特に高い数値というわけではありませんが(待機児童数全国1位の自治体では800人以上が保育園に入れていません)、お子様が未就学児童の場合は注意が必要です。

 

今後も地域の子育てサポート情報を随時お知らせします

堺市の子育てサポート情報はいかがでしたか?

今後も、南大阪エリアの子育てサポート情報を随時お送りしてまいりますので、ぜひ住宅購入時のエリア選択にお役立てくださいませ。

「年収300万円で家を買ったら、こんな生活になったよ(前編)」

年収300万円台の人が家を買った、と聞いたら、
「年収300万円台で家が買えるの?」
「ローン払っていけるの?大丈夫?」
「古くて汚い中古住宅では?」
と思う人も、まだまだ多いのではないでしょうか。

 

しかし、リウイルトラストでは、実際に年収300万円台のお客様が「中古住宅購入+リフォーム」でローンを一本化し、毎月無理の無い返済金額で夢のマイホームを手に入れられた、という実例が多数あります。  

 

今回はそうした実例の中から、住宅購入前と住宅購入後の生活の変化について、前後編でご紹介していきます。まずは前編、お金のお話から。

 

家賃はむしろ下がった、というお客様が多数!

マイホーム購入にあたって最も重要なことのひとつに、お金の問題があります

中古住宅の購入とリフォームを住宅ローンで一本化すると、月々の返済額はどの程度になるのでしょうか?

 

例えば、中古物件価格1,500万円+リフォーム500万円=合計2,000万円で住宅ローンを組んだとします。

借入を最長の35年、年利(変動)が1.075%とすると、月々の返済額は57,159円です。(住宅ローンの返済額42,869円、リフォームの返済額14,290円)
当然ですが戸建てですから、駐車場代も込みでこの価格です。

 

賃貸住宅の場合、家賃の他に駐車場代が必要ですが、ファミリー層では車を2台所有しているご家庭も少なくありません。駐車場代が1台約8,000円だとすると、2台で16,000円。毎月この駐車場代が掛からないようになるだけでも、家計的には大助かりです。

 

 

 

そしてなにより、家賃は払い続けても消えていくだけですが、住宅ローンは払い続ける事でいずれ家が自分のものになります。そこが大きな違いですね。

ちなみに、住宅ローンとリフォームローンを分けて組まなくてはならなくなった場合の返済額を、先ほどと同じ中古物件価格1,500万円+リフォーム500万円=合計2,000万円の例で計算すると、次のようになります。

 

住宅ローン返済額は先ほどと同じ42,869円、ただしリフォームローンは金利が高く、短期のローンしか組めないため、仮に最長の15年で借入をしても、返済額は月々39,280円となります。(リフォームローンの年利は変動で4.90%で計算)

ふたつを合計すると、なんと82,149円!

 

やはり、中古住宅購入とリフォームのローンを一本化できることは、かなり大きなメリットだということがわかります。

 

住宅購入をご検討の場合は、ぜひ家探しとリフォームをワンストップで行える弊社をご活用くださいませ。

 

来月お送りする予定の後編では、賃貸マンションやアパートでの暮らしから、「中古住宅購入+リフォーム」でマイホームを手にしたら、生活がどんな風に変化したのか、暮らしぶりの変化についてご紹介致します。

どうぞお楽しみに!